賃貸退去時の修繕トラブル

おはようございます。

 

退去時の費用負担のルールはご存知ですか?

 

先日、とある記事に掲載していましたが、

契約時に支払っている敷金は退去時に返金

されますが、部屋の修繕(現状回復)により

差し引かれる事があります。

 

国民生活センターによると、「ハウスクリーニングや

クロス張替えで家主から敷金を上回るほど高額な

料金を請求された」といった相談が後を絶たない。

このようなトラブルの相談は全国16.290件

(2010年度)ほどあるようです。しょぼん

 

そのようなトラブルを減らす方法として、引越しで

荷物を出した後、修繕が必要な部分の状態を

写真に残しておくと後日トラブルになった時に

役立つ。また、入居時にも傷や汚れの状態を

写真に撮り入居前からすでにあった事を記録

しておく事も重要です。ビックリマーク

 

それでも「普通に暮らして生じた汚れや傷」、「経年劣化

などによる傷み」が出てきます。しかし、これは家主が

負担のガイドラインが出ています。詳細は国土交通省が

「現状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を作成

しているのでご確認下さい。指針は法的な拘束力は

ないが参考になります。以下修繕分担例です。

 

家主負担の例

・家具設置でできた床やカーペットのへこみ

・壁やクロスや畳の日焼けによる変色

・テレビや冷蔵庫の後部壁面の黒ずみ

・鍵の取替え(破損、紛失がない場合)

 

借主負担の例

・喫煙によるクロスなどの変色やにおいの付着

・カーペットに飲み物などをこぼしたことによるシミやカビ

・引越し作業で生じた傷

・壁の釘穴、天井に直接つけた照明器具の跡

・日常の掃除を怠ったことによる台所の油汚れ

・落書きなどの故意の損傷

 

これから引越しシーズンになりますので、

契約時、入居時、退去時にしっかりと確認して

トラブルを減らせるようにしましょう。グッド!