中古住宅は販売前に検査をしている？

おはようございます。

中古住宅の購入を考えている人にとって購入後に雨漏りやシロアリなどの問題が発覚する不安があります。新築と同じように販売前には何か検査をして販売しているのでしょうか？

中古住宅は検査を受ける必要とはなっていません。検査は任意制度となっているのが現状です。任意の検査としてホームインスペクション、既存住宅性能評価制度などがあります。

ホームインスペクションは建物の状態を確認し、不具合の箇所程度や有無を見ます。「建物の健康診断」という感じです。また、既存住宅性能評価制度は

現状と性能を確認していきます。「建物の通信簿」のようなものです。

両方とも第三者の方の建築士等の専門家が中立に検査をします。それでも万が一の為には中古住宅売買かし保険には加入する事をおすすめいたします。欠陥が見つかった場合でも補修に必要な費用の一部が保険で支払われます。

中古住宅の検査は任意なので、するかしないかは購入者の方次第となります。検査を受けずに購入して問題が発覚してからの改修・補修費用のリスクを考えると、検査費用は購入費用の1％未満ですから、購入前に検査を受けて建物の状態を専門家にみてもらう事をおすすめいたします。