空き家が増加続けるマンションの結末とは

おはようございます。

 

今日はマンションの抱える将来の問題について書いてみたいと思います。日本の住宅では空き家が増加し続けています。約5800万戸の住宅のうち約800万戸は空き家となっています。空き家率は13%にもなります。(その内約600万戸、1400万人がマンションに居住しています。)

さらには日本の人口減少で空き家は増えていく事になるでしょう。数年前にストック住宅の政策で国の方針変換して中古住宅を見直すようになったのが早く結果がでるとよいのですが。

 

マンションも建ったらあとはメンテナンスなしではありません。定期的には修繕を行い。数十年後には大規模改修を行います。さらに数十年後にはマンションの老朽化に伴い建替えを行います。

 

その為、マンションには修繕積立金をマンションの住民が出しております。修繕積立金が計画通り溜まっていればよいですが、人口減によりマンションにも空きがでてくると、予定していた修繕ができなくなったり、世帯当たりの修繕積立金を増加していく必要が出てきます。

 

さらにはマンション区分所有者によっては建替えを反対する人もいるかもしれません。費用もそうですが、建替えには区分所有者の4/5の同意が必要となります。必要数の同意が集まらなければ建替えが出来ず・・・。

 

すでに修繕積立金、同意が無くマンション大規模改修が出来ずに困っているマンションもあります。これから新築・中古マンションを購入の方は資産としてその建物が将来まで問題がおきないか修繕積立金、改修履歴等は確認しましょう。

 

 

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